バットで複数部員に体罰 大間々高野球部監督解任 群馬

バットで複数部員に体罰 大間々高野球部監督解任 群馬
産経新聞 2018/7/3(火) 7:55配信

 県立大間々高校野球部(みどり市)の諏訪正浩監督(55)が、複数の部員に体罰行為をしたとして解任されていたことが同校への取材で分かった。解任は6月7日付。金子●弥部長(37)が同月13日付で後任の監督に就任した。全国高校野球選手権群馬大会には出場を予定しているという。

 同校によると、諏訪前監督は昨年夏から今年6月にかけて、複数の部員に対して、バットの柄で腹部を突く▽首のあたりをつかんで揺さぶる▽頭を手で殴る−などの体罰を加えていた。

 県教育委員会から6月7日に連絡があり、発覚したという。同校は翌8日に臨時の保護者会を開いて経緯を説明し、諏訪前監督と今井俊一校長が謝罪したという。

 諏訪前監督は「夏に一勝したいという思いから体罰をしてしまった」と、話しているという。

 今井校長は「今後は体罰が絶対にないよう、生徒を第一に考えた部活動運営を教員に指導していきたい」とコメントした。

●=示へんに右

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする