全ての小中学校に「エアコンを設置すべき」90%…「命の危険」との声も

全ての小中学校に「エアコンを設置すべき」90%…「命の危険」との声も
TOKYO FM+ 2018/7/27(金) 16:00配信

中西哲生がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。4月からスタートした投票企画「クロノスVote」では、さまざまなテーマでリスナーの投票と意見を募集しています。7月19日(木)のテーマは「全ての小中学校にエアコンを設置すべきだと思いますか?」でした。その投票結果とリスナーから届いた声を紹介します。

Q. 全ての小中学校にエアコンを設置すべきだと思いますか?
YES 90%
NO 10%

9割の人が「YES」と回答しました。リスナーから届いたコメントを紹介します。

「設置すべきだと思います。ですが設置するとなると、全ての教室や他の小学校もいっせいに取りつけなければいけなくなり、多額なお金がかかるし、市もそこまで予算がないからすぐに設置するのは難しいと思うんですけどね」(男性)

「昔のように午前中は涼しいなんていうことはなくなり、お昼を待たずに真夏日になることが多くなりました。直射日光の照り返しで、実際の温度よりも危険レベルになるほど高温になる状態。暑過ぎる空気が校内に入りこめば、扇風機だけでは太刀打ちできず、命の危険に晒されていると言っていいと思います。予算の都合もあるでしょうけど、子どもの命を守るためにもエアコンは必要」(愛知県)

「埼玉県の小学校に勤務する教諭です。エアコンが設置されていない学校に勤めています。毎日猛暑のなか授業をしています。正直言い過ぎかもしれませんが、命の危機すら感じる環境です。子どもも教員も汗だくで頑張っています。この暑さでは、子どもに我慢を要求するのは酷です。健康的に授業を受ける権利がどの子にも保障されることは、早急な課題だと思います」(27歳女性)

「長野県で小学校教諭をしています。毎日扇風機で熱風をかきまわしているような教室で、子どもたちは耐えています。体調不良を訴える生徒が続出しています。さわやか信州というのは幻想で、すでに避暑地ではありません。教員室は夜になっても38度。しかも1学期はまだ来週まであり、夏休みは1ヵ月だけ。なぜ教育現場だけが耐えなければいけないのでしょうか」(長野県・女性)

「設置すべきです。予算の問題があるといいますが、災害時の避難所機能の強化ということで、国土強靭化の予算を使ってできるのではないでしょうか。ここのところの暑さは災害レベルです」(男性)

少ない意見となりましたが、「設置すべきでない」というメールも。

「いりません! 夏は暑いもの。エアコンに頼らないで涼しくなる術を教えるのも学校だと思います。グリーンカーテンとか風の通り道を作るとか。文明に頼らないで先人の文化に頼ることを教えてあげてほしい」(千葉県・男性)

9割の方が「設置すべき」と考えていることがわかった今回のアンケート。現在日本列島を襲っている尋常ではない暑さに、多くの方が危険を感じているようでした。

(TOKYO FM「クロノス」2018年7月19日(木)放送より)

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