覚せい剤を譲渡 元中学校教諭の男に懲役2年求刑/岩手

覚せい剤を譲渡 元中学校教諭の男に懲役2年求刑/岩手
IBC岩手放送 2018/10/25(木) 19:53配信

 今年7月、専大北上高校の元教諭に覚せい剤を譲り渡したとして逮捕された元中学校教諭の男の初公判が25日に開かれ、検察側は懲役2年を求刑しました。

 覚せい剤取締法違反の罪に問われているのは、住所不定の無職で元中学校教諭の岩間圭一被告(49)です。起訴状によりますと、岩間被告は今年7月、自宅で当時、専大北上高校の元教諭に覚せい剤を譲り渡し、その後も所持したとされています。25日の初公判で、岩間被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。そして、被告人質問の中で岩間被告は「今年3月から覚せい剤を常習的に使用していた。覚せい剤を使った性行為への欲求を我慢できなかった」と覚せい剤入手の動機を話しました。岩間被告は盛岡市内の中学校に勤めていたおととし、合成麻薬を密輸した罪で盛岡地裁から懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受け、執行猶予期間中でした。裁判は即日結審し、検察は懲役2年を求刑、弁護側は刑期がより少ない判決を求めました。判決は来月2日に言い渡されます。

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