学生の頭を金属製の棒で殴りけがさせる 九州工業大助教を懲戒解雇
毎日新聞 2018/12/5(水) 20:54配信
九州工業大(北九州市戸畑区)は5日、同大大学院工学研究院の20代の男子学生の頭を金属製の棒で殴ってけがをさせるなどしたとして、30代の男性助教を懲戒解雇した。
同大によると、助教はこの学生に対し、3月ごろ平手打ち▽5月上旬と中旬に顔面殴打▽6月ごろ右上腕部を金属製の棒(長さ50〜60センチ)で殴打▽8月8日に頭頂部を金属製の棒で3回殴打し2針縫う傷を負わせる――5回の暴力行為をした。
他にも学生の前髪をハサミで切るなどの行為もあり、いずれも実験室で2人きりの時に行われた。助教は「実験サンプルを壊されたりしたので手を上げてしまった」などと認めているという。
学生が実家に帰省した際に暴行を両親に打ち明け、母親が大学に通報して発覚した。助教は学生の頭に傷を負わせた際、学生に「病院には『上から物が落ちてきてけがをした』と言いなさい」と言い含めていたという。
記者会見した尾家祐二学長は「人材を育てる場としてあるまじき行為。再発防止に全力を挙げる」と述べた。【山本泰久】