同僚女性教諭に「死ね」「取りえがない」 停職処分(岐阜)

同僚女性教諭に「死ね」「取りえがない」 停職処分
岐阜新聞Web 2019/3/23(土) 7:53配信

 岐阜県教育委員会は22日、同僚の女性教諭にセクハラやパワハラをしたとして長良特別支援学校の男性教諭(38)を停職2カ月、生徒の期末テストの答案を改ざんして加点したとしてを停職10日の懲戒処分にした、と発表した。処分は20日付。

 県教委によると、男性教諭は、30代の女性教諭に無料通信アプリLINE(ライン)で性的なことなどを尋ねるメッセージを12回送信。女性教諭に向かって「死ね」「クズ」と暴言を複数回吐き、「取りえが何もない」「人の役に立ったことなんてない」と複数回侮辱した。女性教諭は2月から病気休暇中。男性教諭は県教委の調査に「冗談で言ったことだが、傷つけたことを後悔している」などと話しているという。

 男性講師は英語の学年末テストを採点した際に1年生12人の答案を改ざん、1〜24点分を加えた。停職1カ月相当とされたが、任用期間が終わるため停職10日となった。

 県教委は監督者の責任を問い、両校の校長を文書訓告とした。

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