「四谷大塚」元講師に懲役2年求刑 教え子を“盗撮” 罪悪感は「ほとんど感じることができなかった」
日テレNEWS NNN 2024/3/11(月) 18:55配信
教え子の女子児童を盗撮した罪などに問われている大手中学受験塾「四谷大塚」の元講師の裁判で、検察側は11日、森崇翔被告(25)に対し、懲役2年を求刑しました。
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森崇翔被告
「大変申し訳なく思っています」
11日、東京地裁で行われた裁判で、被害者への謝罪の言葉を口にしたのは、中学受験の大手学習塾「四谷大塚」の元講師、森崇翔被告(25)です。
森崇翔被告
「勉強しないとお仕置きをします。裸でお尻ペンペンです」
去年、勤務していた校舎の教室で、当時7歳から11歳の教え子の女子児童12人の下着を盗撮した罪などに問われています。
11日の裁判で、盗撮のきっかけについて、森被告は「当時は生徒への不満があった。当時は心身ともに疲弊していて大人の考えができず、心の中で仕返しがしたいと思い、盗撮した」と話しました。
“罪悪感がなかったのか”と問われると、森被告は「ほとんど感じることができなかった」、また“子供がいる職場に就職を希望したわけではない”としつつも、「定年までの40年、子供に囲まれながら手を出さない自信が一切なかった」と答えました。
検察側は森被告に懲役2年を求刑。判決は今月26日に言い渡される予定です。