X線室で女児にわいせつ 技師を懲戒解雇 千葉大病院

X線室で女児にわいせつ 技師を懲戒解雇 千葉大病院
千葉日報オンライン 2019/4/2(火) 11:34配信

 千葉大病院(千葉市中央区、山本修一病院長)は、病院内で女児にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪などで起訴された同病院診療放射線技師、福田大樹被告(27)を懲戒解雇処分とした。処分は26日付。

 福田被告は昨年12月、エックス線撮影室で、小学低学年の女児に下半身を触らせるなどした容疑で県警に逮捕され、その後、着替え中の別の女児をペン型カメラで動画撮影したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反罪でも起訴された。

 病院によると、福田被告が接見を拒否し、直接事実確認ができなかったが、今年2月の初公判で起訴内容を認めたため処分を決めた。上司3人も管理責任を問い厳重注意とした。

 病院は「全職員必須参加の倫理教育講習会を実施するなど、職員の意識付けを徹底する」としており、再発防止へ女児のエックス線撮影は女性技師が行ったり、女性看護師らを含め複数人で対応したりする。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする