生徒の個人情報紛失 67歳教諭を減給処分 群馬県教委
産経新聞 2019/6/25(火) 7:55配信
県教育委員会は24日、成績や家族構成など生徒の個人情報が記された書類ファイルを紛失したとして、東毛地域の公立中学校に勤務する臨時教員の男性教諭(67)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。
県教委によると、ファイルは全16ページで、1年生全130人の成績や、給食費などの集金や家庭の状況、国籍などが一覧表の形式でまとめられていた。
教諭は4月9日、教職員玄関の下足入れの上にファイルを置いて屋外へ移動したが、戻ってくるとファイルが無くなっているのに気付いた。同校で探したが発見できず、県教委などにも報告の上、保護者会で事実関係を説明した。
県教委は「これまでに個人情報がネット上などに流出した形跡は確認されていない」としている。