体罰で中学生に炎天下の校庭を約3時間走らせる 男性教諭を減給処分

体罰で中学生に炎天下の校庭を約3時間走らせる 男性教諭を減給処分
産経新聞 2019/6/26(水) 15:38配信

 千葉県教育委員会は26日、顧問をしていたサッカー部の男子生徒を約3時間にわたって走らせる体罰を行い、熱中症による体調不良に陥らせたとして、同県柏市の市立中学校の男性教諭(32)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。

 県教委によると、男性教諭は5月25日午後0時5分ごろ、サッカー部に所属する中学1年の男子生徒に、前日の授業の小テストでカンニングをしたことへの指導だとして「校庭を100周走れ」と指示。生徒は休憩を挟みながら午後3時ごろまでに1周約200〜400メートルの校庭を75周走ったが、その後、校庭に座り込んだ。

 様子を見ていた母親が男性教諭に抗議し、病院を受診させたところ熱中症の疑いがあると診断されたという。

 県教委によると、同日午後の同県北西部の最高気温は30度近くあった。男性教諭は県教委の調査に対し「体罰に関する知識がなかった」などと話しているといい、現在は部活動の指導から外れている。

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何が恐ろしいかって、この教師は
「体罰に関する知識がなかった」
と弁明している点で、自分が生徒を殺しかねなかったという認識を持っていないことです。

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