“自作自演”で女児に近づき…ロリコン高校教師の悪辣手口

“自作自演”で女児に近づき…ロリコン高校教師の悪辣手口
日刊ゲンダイDIGITAL 2019年6月8日 09:26

 教師でありながら、やり方が卑劣だ。

 小学生の胸や下半身を触るなどしたとして、都内の私立高校教諭の近藤和人容疑者(30=東京都葛飾区)が5日までに強制わいせつの疑いで警視庁亀有署に逮捕された。

 近藤容疑者は5月12日午後4時45分ごろ、同区内の公園で遊んでいる小学校6年生の女児2人を見つけた。女児らは自転車で来ていて公園の近くに止め、カギはつけっ放しで施錠していなかった。女児(11)が「アレ、カギはかけていなかったのに、おかしいな」と思いながら辺りをキョロキョロしていると、近藤容疑者が「どうしたの?」と近づいてきて、「一緒に捜してあげるよ」と申し出た。しばらくして近藤容疑者が「見つけたよ」と言って、男子トイレの水洗タンクの上を指さした。

 女児がカギを取りにいくと、近藤容疑者がトイレの入り口をふさぐように立ちはだかり、「見つけてあげたのにお礼してくれないの」と見返りを要求してきたため、女児の友達と3人でかくれんぼをすることになった。友達が鬼になると、近藤容疑者は女児に「こっちの方が隠れられるよ」と手招きをしてきた。仕方なく指示に従ってそばに寄ると、女子トイレの個室に引きずりこまれ、「ガチャッ」とカギをかけられた。

 近藤容疑者は女児のシャツの下から手を突っ込んで、じかに胸を揉み、パンツの中にも手を入れ、アソコをまさぐった。さらに女児の口を手でふさぎ、耳元で「変なことをされたって学校に言っちゃうよ」「警察にも言っちゃうよ」と囁いた。

 女児は必死で抵抗し、もがきながらカギを開け、「逃げなきゃ」と叫んで友達と一緒に泣きながら走って逃げた。友達の自宅で母親へ近藤容疑者からされたことを訴え、被害が発覚。防犯カメラの映像などから、近藤容疑者の関与が浮上した。

 調べに対し、近藤容疑者は「生徒の進路相談などのストレスで欲求を抑えられなくなった」と容疑を認めている。

 とんだ教師だ。

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