59歳元塾経営者に有罪判決 指導書無断コピー「著作権侵害した程度は小さくない」 函館地裁
北海道ニュースUHB 2019/7/17(水) 17:06配信
教員向けの指導書を無断で複製し販売したとして、著作権法違反などの罪に問われている男に対し、函館地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決によりますと、函館市の元塾経営者・山内武美被告(59)は2017年、教員向けの指導書13冊を著作権者に無断で高校生の保護者2人に89万円で販売していたほか、2018年は仲間6人と共謀し、教材のデータを無断でコピーした著作権法違反などの罪に問われていました。
函館地裁で開かれた17日の判決で榊原敬裁判官は、「1年以上にわたり無断で販売と複製を繰り返し著作権を侵害した程度は小さくない」と指摘。
一方「二度と罪を犯さないと誓約している」として、山内被告に懲役1年6か月、執行猶予3年罰金80万円を言い渡しました。