高2女子自殺 県第三者委「友人関係のトラブルが影響」も“いじめが主原因”と断定せず 福岡県

高2女子自殺 県第三者委「友人関係のトラブルが影響」も“いじめが主原因”と断定せず 福岡県
TNCテレビ西日本 2019/8/16(金) 19:45配信

北九州市の私立高校の女子生徒が、2017年4月に自殺した問題で、福岡県の第三者委員会は「友人関係のトラブルが、何らかの影響を与えたことは否定できない」との調査結果をまとめました。

北九州市内の私立高校2年の瑞菜さん(当時16)は2017年4月、登校途中に学校近くで自殺しました。

亡くなる直前には、同級生に対し「あたしに何かあったらあなたたちのせい」という趣旨のメッセージを送信していました。

いじめと自殺の因果関係を調査していた県の第三者委員会は、16日「友人関係のトラブルが、自殺に何らかの影響を与えたことは否定できない」との調査結果をまとめました。

第三者委員会は、いじめがあったことを認定しましたが「自殺に至った主な原因とは断定できない」と結論づけました。

【瑞菜さんの父親】
「いじめが自殺の一因と認定されたこと、いじめの事実が踏み込んで認定してもらえたことは、大きな前進と考える」

2018年6月、学校が設置した第三者委員会は「いじめと自殺の因果関係はない」との調査結果を出し、遺族側は県に再調査を求めていました。

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