いじめの可能性‥男子中学生の自殺で調査委員会設置 三重・志摩市
CBCテレビ 2019/9/12(木) 17:52配信
ことし7月、三重県志摩市で、自殺した中学3年生の男子生徒について、市の教育委員会はいじめがあったと判断し、12日、第三者委員会を設置しました。
志摩市の教育委員会によりますと、ことし7月3日、志摩市内の中学校に通っていた中学3年生の男子生徒が自宅で死亡しているのが見つかり、遺書などは見つかっていませんが、状況から自殺したとみられています。
自殺発覚後の教育員会の調査で、男子生徒は、去年2月、忘れ物を教諭に報告しなかったことを同じクラスの男子生徒に複数回、責められ、その後、不登校になったことが判明し、教育委員会は、これをいじめと判断したと、12日の会見で明らかにしました。
教育委員会は、12日付で、弁護士などで構成する第三者委員会を設置し、自殺がいじめによるものだったかなどを調べます。
「事実を究明し、再発防止に全力を尽くさなければならないと考えています」
(志摩市 舟戸宏一教育長)