立命館大教授がセクハラで減給 京都
産経新聞 2011年3月26日(土)7時56分配信
立命館大は25日、映像学部の50歳代の男性教授がセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)やアカデミック・ハラスメント(上下関係による嫌がらせ)をしたとして、減給処分(4月の平均賃金1日分2分の1カット)にすると発表した。4月から男性教授はゼミや講義は担当せず、大学による勤務態度を矯正するための研修を受ける。
立命大によると、男性教授は昨年4月にゼミに入った女子学生1人だけを「ちゃん」づけで呼び、特別扱いするような振る舞いをした。7月にこの女子学生が映像学部に申し立てしたほか、ゼミの別の女子学生も教授の言動をおかしいと抗議。大学側は調査の結果、セクハラと認定した。
また、男性教授はゼミ生に自分の講義を受講するよう高圧的な態度で要請するなどしたといい、アカハラに該当すると判断した。