被害教師が“けが”見せるも校長「収まった」 教師の“激辛カレー同僚いじめ”
Fuji News Network 2019/10/8(火) 12:23配信
兵庫・神戸市の小学校で、教師4人が同僚の男性教師に対し、悪質ないじめ行為を繰り返していた問題で、2019年6月に校長が、被害男性のいじめによるけがを見たにもかかわらず、市の教育委員会に報告していなかったことがわかった。
神戸市の東須磨小学校では、20代の男性教師が、から羽交い締めにされて、激辛カレーを無理やり食べさせられるなど、いじめ行為が繰り返されたことが明らかになっている。
こうしたいじめ行為は、問題視した別の同僚教師が、2019年6月に教頭に報告して発覚し、校長は、直後に被害者の教師から直接聞き取りをした。
市の教育委員会によると、被害者の教師は、尻をたたかれた際にできたミミズ腫れを校長に見せて被害を訴えたにもかかわらず、教育委員会に対し、「指導して収まった」と報告していたことが新たにわかった。
男性教師は、精神的に不安定になり、9月から休んでいて、教育委員会は、校長をはじめとした学校側の対応に問題がなかったかを調べている。
(関西テレビ)