懲戒処分:職員2人を減給 堺市・消防士長と学校教育部指導員 /大阪

懲戒処分:職員2人を減給 堺市・消防士長と学校教育部指導員 /大阪
毎日新聞 2012年8月31日(金)13時26分配信

 堺市消防局は30日、後輩に軽傷を負わせたとして、南消防署の男性消防士長(58)を減給10分の1(5月)の懲戒処分にした。
 7月18日朝、堺区の大和川河川敷で訓練開始前に男性消防士(26)の頭をヘルメットで2回たたき、鉄板入りの靴で左ひざをけって靱帯(じんたい)を損傷させた。「ふざけてやった。申し訳ない」と話しているという。
 一方、堺市教委も同日、学校教育部の男性指導員(36)を減給10分の1(3月)の懲戒処分にした。男性は7月7日夕、大阪市北区の地下街で女性の体に触ったとして、府迷惑防止条例違反(痴漢)容疑で府警に逮捕されたが、容疑を否認し同18日に不起訴処分になった。
 男性は当時、酒に酔った状態で「触った記憶はないが、ぶつかり不快な思いをさせた」として女性と示談が成立。市教委も「迷惑をかける言動であるまじき非行」と判断した。【山下貴史】

8月31日朝刊

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