体罰の男性教諭を停職処分 別の生徒への体罰も判明 お茶の水女子大付属中
毎日新聞 2019/11/30(土) 13:55配信
お茶の水女子大学付属中学校(東京都文京区)の30代の男性教諭が2年生の男子生徒に足で蹴る体罰を加え、あばら骨が折れる大けがをさせた問題で、同大は29日、教諭を停職1カ月の懲戒処分にしたと公表した。別の男子生徒も足で蹴り、打撲と擦り傷を負わせていたことも明らかにした。処分は15日付。
同大によると、教諭は9月12日午後、生徒祭の準備で別の生徒を指導していたが、それを見ていた被害生徒2人の様子に腹を立て、蹴るなどの暴行を加えた。2人は翌日から登校しているという。
同大の広報担当者は「誠に遺憾。全教員に研修をするなど再発防止に取り組み、コンプライアンスの順守に努めたい」としている。【岩崎邦宏】