「女児嫌がっている」と指摘の小3に暴力 姫路市の教諭

「女児嫌がっている」と指摘の小3に暴力 姫路市の教諭
朝日新聞デジタル 2019/12/11(水) 11:09配信

 兵庫県姫路市教育委員会は10日、市立小学校で50代の男性教諭が3年生の男子児童に暴力を加え、けがをさせたと明らかにした。

 市教委によると、男性教諭は市立小3校で新任教諭を指導するベテラン。

 男性教諭は11月29日、新任教諭の3年生の授業に立ち会った際、授業を受けていた女子児童の姿勢を正そうと体に触れると、男子児童から「(女子児童が)嫌がっている」と指摘された。すると男子児童の手を引っ張って廊下に出し、児童の肩を壁にぶつけ、自分の方を向かせるため児童の顔を両手で挟んだという。

 児童は肩の打撲と首の痛みを訴え、12月3日から登校していない。男性教諭は学校の聞き取りに「感情的になってしまった」と釈明。学校は同6日に3年生の児童と保護者を対象に集会を開き、その場で男性教諭が謝罪した。

 市教委は「どんな理由でも暴力をふるってけがをさせる行為は許されない。今後、きちんと調査して県教委へ報告する」としている。(直井政夫)

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