高校陸上部監督が体罰35件 馬乗りで殴打、流血も
朝日新聞デジタル 2019/12/24(火) 19:15配信
熊本市教育委員会は24日、市立千原台高校の男子陸上部監督の男性教諭(37)を、同日付で停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。市教委の調査で、部活動の指導中に35件の体罰が確認されたという。
市教委によると、2018年7月ごろ〜19年10月に部員13人に対して、馬乗りになって拳で殴ったり傘でたたいたりし、計35件の体罰を加えた。うち8人は頭から血を流すなどのけがをした。「タイム向上のためだった。大変申し訳ないことをした」と話している。
10月中旬、匿名で市教委に情報提供があり、教諭や部員、教職員に聞き取り調査を実施していた。