修学旅行費盗み、女児の着替え盗撮…小学教諭による卑劣犯行の全容

修学旅行費盗み、女児の着替え盗撮…小学教諭による卑劣犯行の全容
産経新聞 2020/1/22(水) 11:30配信

 奈良市の市立小学校で昨年、校長室の金庫から現金約38万円が盗まれる事件があり、が窃盗容疑で奈良県警に逮捕された。事態はこれにとどまらず、「背徳感やドキドキ感を味わいたかった」。そう供述した男は両方の罪で起訴され、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)の判決を言い渡された。裁判官が「卑劣」「おぞましい」と表現した犯行の全容とは−。(石橋明日佳)

 公判や県警の調べなどによると、昨年5月、6年生(110人)の修学旅行のための小遣い(預かり金)33万円と、教育実習の教材費などの積立金約5万円の計約38万円が校長室の金庫から盗まれていたことが分かった。金庫をこじ開けたような形跡はなく、金庫の鍵は職員室に置かれ、誰でも取り出せる状態だった。

 学校からの被害届を受け捜査していた奈良県警は9月中旬、窃盗容疑で同校の教諭の男を逮捕した。男は「借金の返済のために盗んだ」と供述。学生時代に競馬や競艇を始め、教員になってからもストレス解消のためギャンブルにのめり込み、親や同僚、消費者金融から金を借り、総額約300万円の借金があった。

 同僚が帰宅した後、残業中に犯行に及んだといい、「レースで資金を増やしてから戻そうと思った」などと話した。

 ところが、男による犯行はこれだけではなかった。県警が窃盗容疑の捜査を進める中、押収した男のスマートフォンから、女子児童を盗撮した多数の動画が見つかったのだ。

 男は6〜8月、6回にわたって女子児童11人の着替えを盗撮。担任を受け持つ教室や多目的室、更衣室のカーテンや空き箱に穴をあけ、そこにスマホを貼り付けておいて隠し撮りするという手口だった。さらに教室で女子児童の衣服に下半身をこすりつけて体液を付着させ、その一部始終をスマホで撮影もしていた。

 男は一連の犯行について「盗んだことがばれ、いつ捕まるか不安定になり突発的にやった。してはいけないことをする背徳感やドキドキ感を味わい、気持ちを落ち着かせた」と公判で打ち明けた。

 昨年12月、奈良地裁で開かれた判決公判で、中山登裁判官は「児童の健全育成に寄与する職責を担っていた被告がした行為は言語道断で、おぞましい」と強く非難。「卑劣で悪質性が高い」として懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡した。

 中山裁判官は判決言い渡し後、「教師としての能力も高く、同僚らからも信頼を得ていた。しっかりと罪を償い、更生してほしい」と説諭した。男は「たくさんの人に迷惑をかけ、裏切ってしまった。申し訳なく思っている」と謝罪し、「自分にできることは一生をかけて謝罪の気持ちを持ち続けること。真面目に一日一日頑張りたい」と涙ながらに話した。

 奈良県教育委員会はきょう、窃盗や飲酒運転などで逮捕された教諭2人をきょう付けで懲戒免職処分にしたと発表しました。
 懲戒免職処分となったのは、窃盗や盗撮の疑いで逮捕、起訴された奈良市立富雄北小学校の教諭・東浦悠真被告(25)です。東浦被告は今年4月、小学校の金庫から現金33万円を盗み、また6月から8月にかけて合わせて6回、児童の着替えを盗撮した児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕・起訴されています。同じく懲戒免職処分になったのは、今月、橿原市内で酒気帯び運転の疑いで逮捕された大和高田市立高田西中学校の柳田健次教諭(58)です。この教諭は、以前、同じ容疑で逮捕され停職5カ月の処分を受けていたにもかかわらず再び逮捕されました。この件では同じく中学校の校長が管理監督の不行き届きで訓告処分になっています。

 修学旅行のために集められた現金を小学校の金庫から盗んだ窃盗の罪などに問われた小学校教諭の初公判が、きょう奈良地裁で行われ、この教諭は起訴された内容を認めました。
 裁判で、窃盗や児童ポルノを製造したなどの罪に問われているのは奈良市内の小学校教諭・東浦悠真被告(25)です。起訴状などによりますと、東浦被告はことし4月、勤めていた小学校の金庫から現金33万円を盗み、また去年の6月ごろから児童の着替えを複数回にわたり自身のスマートフォンで動画撮影し保存した児童買春・ポルノ禁止法などに違反したとされています。きょうの初公判で東浦被告は、「すべて事実です」と起訴内容を認めました。その後の冒頭陳述で検察側は、東浦被告が担当するクラスのいじめ問題からストレスを抱え、それを発散しようと児童の動画を盗撮する行為に及んだと指摘しました。次回の公判は12月12日に開かれ、被告人質問などが行われる予定です。

 女子児童の着替えを盗撮したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で再逮捕された奈良市立小教諭の被告(25)が、11人の児童の裸を盗撮していたことがわかった。地検が25日、被害を裏付け、児童買春・児童ポルノ禁止法違反などで追起訴した。
 起訴状では、被告は昨年6月末〜今年8月末、6回にわたって教室などにスマートフォンを設置して、児童11人の着替えを動画で撮影するなどしたとしている。
 被告は、学校が修学旅行用に6年生から集め、校長室の金庫に保管されていた33万円を盗んだとして、窃盗罪でも今月4日、起訴されている。

奈良市の小学校の25歳の教師が女子児童の着替えを盗撮した疑いで逮捕されました。この教師は校長室の金庫から現金を盗んだ疑いでも逮捕されています。
児童ポルノ法違反の疑いで逮捕されたのは奈良市立小学校の教師東浦悠真容疑者(25)です。
警察などによると東浦容疑者は去年12月、勤務先の小学校の教室にスマートフォンを設置し、女子児童の着替えを盗撮した疑いが持たれています。
東浦容疑者は9月、校長室の金庫から修学旅行のために積み立てられていた現金33万円を盗んだ疑いで逮捕されていました。その捜査の中で押収した携帯電話を調べたところ、女子児童の着替えを撮影した数分間の動画が見つかったということです。
東浦容疑者は容疑を認めていて警察は余罪も調べるということです。
奈良市は東浦容疑者を懲戒免職処分にする方針です。

 奈良県警奈良西署は17日、奈良市立富雄北小学校(同市富雄北1)の金庫から現金33万円を盗んだとして、同校教諭の東浦悠真(ゆうま)容疑者(25)=同県大和郡山市新町=を窃盗容疑で逮捕した。調べに「お金を取ったことは間違いない。借金返済のためだった」と容疑を認めているという。
 逮捕容疑は4月23日から5月7日にかけ、校長室の金庫に保管されていた6年生の修学旅行の小遣い計33万円を盗んだ疑い。同署によると当時、金庫の鍵は職員室の壁に掛けてあり、誰でも自由に持ち出せる状態だったという。
 学校側は5月7日に現金がないことに気付き、9日に奈良西署に被害届を出した。金庫からはこれとは別に教育実習教材費など約5万円も無くなっており、同署は東浦容疑者が関わっている可能性があるとみて捜査を進めている。
 修学旅行は5月23、24日にあり、学校は教職員のカンパで被害分を賄っていた。
 ◇事件後も通常通り勤務 学校側が記者会見
 東浦容疑者の逮捕を受け、奈良市教委と富雄北小が17日、急きょ記者会見を開いた。
 後藤誠司校長らによると、東浦容疑者は2016年4月から同校で勤務。5年生の担任で、学年会計として金庫の鍵の場所は知る立場にあったという。
 学校は事件発生直後から、全教職員に対して聞き取り調査をしていたが、東浦容疑者は「全く知らない」と関与を否定していたという。事件以降も通常通り勤務していたが、17日朝に県警から「東浦先生に事件のことで聞き取りをしたい」と連絡があり、同日は欠席した。
 会見で後藤校長は「一日も早く信頼回復に向けて一層の努力をしていきたい。本当に申し訳ない」と謝罪した。学校は17日夜に全校生徒の保護者を集めた説明会を実施する。翌18日朝には、同校児童らに対しても説明集会を開く。被害金は、教職員らのカンパでまかなったが、今後、東浦容疑者に請求するという。
 事件後、学校は校内に行事費や教材費などの現金を置かないキャッシュレス化を実施。支払いについては、全て銀行振り込みなどで対応するようにした。また児童への心理的な影響を考慮し、カウンセラーの設置も検討しているという。【小宅洋介、加藤佑輔】

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