部活より侍ジャパン? 教諭が「顧問」せず 京都・亀岡市立中
2009年3月27日16時38分配信 産経新聞
京都府亀岡市の市立東輝中学校で、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦が行われた24日、教職員約10人がテレビ中継に夢中になり、一部のクラブ活動に顧問教諭が付き添っていなかったことが26日、わかった。
部活指導に関する明確な規定はないが、付き添いが原則とされ、校長(56)は「普段頑張ってくれているので大目に見た」と釈明。市教委は「気持ちは分かるが、好ましいことではない」とし、同校に事実確認した。
同校によると、24日は終業式が行われ、授業は午前中に終了。職員会議を経て、会議室にあるテレビの前に教諭ら10人前後が集まり、午後1時のクラブ活動開始時刻を過ぎても観戦を続けた。部活動の顧問の教諭もおり、たまに様子をのぞいては観戦に戻っていたという。
校長も時折観戦に加わっており、「入れ替わり立ち替わりの状態だったので、部活をやっているのは知っていたが見逃した」と釈明している。