熊本県北高いじめ、調査ほぼ終了 県調査委

熊本県北高いじめ、調査ほぼ終了 県調査委
熊本日日新聞 2020/2/19(水) 11:07配信

 2018年5月に熊本県北の県立高3年の女子生徒がいじめを理由に自殺した問題で、県いじめ調査委員会(委員長・古賀倫嗣熊本大名誉教授、5人)は17日夜、県庁で第13回会合を開き、知事の諮問事項について、おおむね調査を終えた。今後、報告書の取りまとめ作業に入る。

 知事の諮問事項は、県教委調査のプロセス・方法▽教員の対応を含む県教委調査の見解▽再発防止策−の3点。

 会合は非公開であった。事務局の県子ども家庭福祉課によると、再発防止策について議論。報告書の取りまとめに向けて、できるだけ早く作業を進めることを確認したという。

 同課は報告書取りまとめの時期について、「次回会合の進捗[しんちょく]次第では、ある程度のめどが立つと思う」との見通しを示した。(いじめ問題取材班)

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