柔道部の「巨漢先輩」から壮絶いじめ…母が奮闘し、弁護士立てない「本人訴訟」で勝訴
弁護士ドットコム 2020/3/20(金) 9:27配信
実は、学校はいじめの調査をおこなっていたが、そのことについて母親はいっさい知らされていなかった。
「調査のことは、なにも知らなかったので、情報開示請求をしました。開示決定がされたのですが、アンケート調査をしていることがわかりました。しかし、そのアンケート調査の内容も請求したのですが、『すでに捨ててしまった』というのです」(シンジくんの母親)
しかし、シンジくん側は、行政(学校)を訴えていない。行政の責任を問う場合は、不法行為と認めさせるためには、予見可能性や結果回避義務という壁がある。弁護士でもなかなか突破できない場合も多い。
「行政を被告にするのは難しいとは思いました。だから、外したんです。どうせ、行政も、”知らぬ・存ぜぬ”というでしょうし。書類を見せてほしい、というだけでも、拒否的だったですし」(シンジくんの母親)