新発田市いじめ自殺裁判 市が争う構え

新発田市いじめ自殺裁判 市が争う構え
UX新潟テレビ21 2020/4/6(月) 19:14配信

2017年6月、当時中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺したとして、生徒の両親が3000万円の損害賠償を求めた裁判で、被告の新発田市は争う構えを示しました。
男子生徒の自殺を巡っては第三者委員会が、周囲の生徒によるいじめが原因と推定でき、教職員の対応も不適切だったとしています。一方で新発田市や第三者委員会は、「個人情報保護のため」として加害生徒の氏名を開示していません。このため自殺した生徒の両親は今年1月、いじめを放置した責任と情報の非開示により精神的な苦痛を受けたとして、市に3000万円の損害賠償を求め提訴。6日に1回目の口頭弁論が開かれ、被告の新発田市は請求の棄却を求め争う構えを示しました。
裁判の後、自殺した男子生徒の母親が会見し「加害者が守られてしまう」として加害生徒の氏名の開示を訴えました。

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