不来方高バレー部員自殺 両親が元顧問の懲戒免職求める/岩手

不来方高バレー部員自殺 両親が元顧問の懲戒免職求める/岩手
IBC岩手放送 2020/12/27(日) 12:24配信

 おととし、岩手県立不来方高校バレーボール部員の新谷翼さん(当時17歳)が自殺した問題で、遺族などが県教育長と面談し元顧問の懲戒免職処分を求めました。

 非公開で行われた面談には、新谷さんの両親と代理人弁護士、それに元顧問から2008年に暴言を受けた別の県立高校の元部員の両親が出席しました。元顧問は同席しませんでした。

 出席者は佐藤博県教育長に対して元顧問の懲戒免職処分を求めたほか、再発防止策を検討する策定委員会のメンバーに、教員の不適切な指導で子どもが自殺に追い込まれた経験のある遺族を選定するよう求めました。

 この問題を調査していた第三者委員会は今年7月、元顧問の叱責や暴言が新谷さんの自殺の一因になったとする調査報告書を県教育委員会に提出しています。

————

時系列で整理しますと。

まずこの男は2008年に盛岡第一高校でパワハラの限りを尽くして、生徒とご両親から訴訟を起こされます。

2008年、岩手県立盛岡第一高のバレーボール部顧問が男子部員に暴言や暴力行為を行ったとして、元部員と両親が県と教諭に約200万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。

2017年、盛岡地裁は教諭の一部の指導を不法行為と認め、県に慰謝料など20万円の支払いを命じた。

訴訟の最中、この教師は何食わぬ顔で不来方高校に転属し、そこでも生徒に対して暴言を繰り返します。
そして2018年7月、暴言に耐え兼ね、バレーボール部の男子生徒が自殺します。

不来方高校で生徒が亡くなっても、この教師は部活の指導を行ってました。

前任校の生徒から告訴され仙台高裁で係争中の男性教諭に部活動の指導を続けさせた県教委について、亡くなった生徒の父親は刑事告訴を検討開始します。

岩手県立盛岡第一高の元生徒と両親が起こした裁判で、仙台高裁は県に20万円の支払いを命じた1審盛岡地裁判決を変更、40万円の支払いを命じました。

裁判の結果が出てやっと「減給1か月」の処分です。

裁判と減給1か月は、盛岡第一高時代についての判決で、こちらの書類送検は不来方高校で生徒を自殺まで追い込んだ暴行についてです。

第三者委員会の調査がやっと終了。結果が待たれます。

ですが、の結果、信じがたいことにとなりました。

部活動の責任者って、何ですかね?
責任者って何の責任があるんですか?
暴言や暴行で裁判中の人間に生徒の指導をさせた責任は誰にあるんですか?
教師っていうのは人様の子供を預かって社会に通用するように一人前に育てて、それでお金もらう仕事じゃないんですか?
どれだけ生徒を壊してきたかが勲章になるとでも思っているのですか?

しかし未だにが報じられないのな。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする