三重の教諭マスク発言、再調査へ 「危ない」生徒主張受け

三重の教諭マスク発言、再調査へ 「危ない」生徒主張受け
共同通信 2021/1/5(火) 19:13配信

 三重県立高の40代教諭が、家族が新型コロナウイルスのPCR検査を受けた生徒に「おまえが来たからマスクするわ」と発言したとされる問題で、県教育委員会は5日、教諭の発言内容を再調査すると明らかにした。生徒が「危ないのでマスクする」と言われたなどと主張していることを踏まえたもので、文書訓告とした処分も再検討する。

 県教委によると、教諭は「危ない」と言ったかどうかは覚えていないと説明。県教委は教諭と生徒側双方から再度聞き取るなどする。

 教諭は昨年10月2日、職員室で3年の生徒に進路指導する際、生徒の家族がPCR検査を受けたことを知りながら発言したとされる。

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家族がPCR検査受けた女子生徒に「危ないでマスクするわ」高校教師の差別発言問題で県教委が再調査へ
東海テレビ 2020/12/28(月) 16:15配信

 三重県の県立高校に通う女子生徒が、男性教師から「お前来たで“危ないで”マスクするわ」と差別的な発言をされたと訴えている問題で、県の教育委員会が問題の再調査をする方針を固めたことがわかりました。

 三重県内の県立高校に通う3年の女子生徒(18)は、今年10月、家族がPCR検査を受けていたことから、職員室で男性教師(40代)に「お前が来たで、危ないでマスクするわ」と差別的な発言をされたと訴えています。

 県が発表の際に「危ないで」という言葉を省略するなど、女子生徒側が対応に不信感を抱いていることから、県の教育委員会は、問題の再調査と男性教師の処分を再検討する方針を固めました。

 再調査の決定を受けて女子生徒は、「再調査をしてもらえることはとてもうれしい。前と同じ結果ではなく、ちゃんと変化をつけた結果が出るといいなと思っています」と話しています。

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