東京学芸大准教授を懲戒解雇 大学院入試で出典漏えい 学長も給与自主返納
毎日新聞 2021/1/22(金) 19:19配信
東京学芸大は22日、大学院入試で不正行為をしたとして、40代の准教授の男性を21日付で懲戒解雇にしたと発表した。
同大によると、准教授は2017年10月の大学院教育学研究科修士課程入試の英語問題を作成したが、事前に英文和訳の出典の専門書名を「勉強しておくといい」と受験生1人に教えたとしている。
19年に文部科学省の入試不正対応窓口に通報があった。同大の数回の聞き取りに准教授は事実関係を否定したうえ、関係者に対して調査に協力しないように働きかけたとしている。
同大は上司にあたる当時の学系長も厳重注意とした。受験生は合格したが、本人に責任がないとして取り消さないという。国分(こくぶん)充学長は「教育機関としての信頼を失墜させるもので、非常に重く受け止め、深く反省する」とコメントを出し、給与3カ月分10%を自主返納するとした。【青島顕】