17歳少女をわいせつ目的で誘拐 元高校教諭(38)に懲役2年執行猶予4年の判決 香川
KSB瀬戸内海放送 2021/2/24(水) 16:39配信
少女をわいせつ目的で誘拐した香川県さぬき市の元高校教諭に高松地裁は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
わいせつ誘拐の罪で判決を受けたのは、さぬき市の元高校教諭・筒井晋一朗被告(38)です。
判決などによりますと筒井被告は2020年11月、一緒にいた知り合いの当時17歳の少女にわいせつな行為をしようと考え、自分の車に乗せてさぬき市のホテルに連れて行きました。
少女はホテルの駐車場から筒井被告の隙を見て逃げ、その後、母親と一緒に警察に被害届を出しました。
2月24日の判決公判で、高松地裁の近道暁郎裁判長は、「被害者に与えた恐怖や精神的苦痛は大きい」などとした一方、「反省して被害者に対して示談を申し出ている上、すでに懲戒解雇処分を受けている」などとして、懲役2年の求刑に対し、懲役2年執行猶予4年の判決を言い渡しました。
少女をわいせつ目的で誘拐したとして、わいせつ誘拐罪に問われた、元高校教諭で会社員の被告の男(38)(香川県さぬき市)の初公判が14日、地裁(近道暁郎裁判長)であった。男は起訴事実を認め、検察側は懲役2年を求刑。弁護側は、執行猶予付きの判決を求めて即日結審した。判決は2月24日。
起訴状では、男は昨年11月11日午後11時頃、東かがわ市内の路上で、わいせつな行為をする目的で知人の少女(18)を車に乗せ、さぬき市内のホテルに着くまでの約30分間誘拐したとされる。
検察側は論告で、「少女からの信頼を利用した悪質な犯行。性欲を満たす目的で、動機は身勝手」と指摘。弁護側は「少女を車に乗せた当初は、わいせつな行為をする意思はなく、十分に反省している」と主張した。
男は最終意見陳述で「被害者らには一生、謝罪の気持ちを持って生活する」と述べた。
香川県内の私立高校に勤務する教諭の男が、わいせつ目的で元教え子の17歳の少女を自家用車でホテルに連れていったとしてわいせつ目的誘拐の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは香川県内の私立高校の教諭でさぬき市長尾西に住む筒井晋一朗容疑者(38)です。警察の調べによりますと筒井容疑者は11日午後11時頃、東かがわ市内の路上で元教え子の17歳の少女にわいせつ目的で声をかけ、自家用車に乗せてさぬき市内のホテルに連れていった疑いです。少女は、ホテルに着いた際に隙を見て逃げ出しその後、被害届を出していました。警察の取り調べに対し筒井容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。