入学予定者らの個人情報入りUSB紛失 広島県福山市の小学校、職員室内ロッカーから消える?
山陽新聞デジタル 2021/3/23(火) 20:19配信
広島県福山市教委は23日、旭小(入船町)で、新年度の入学予定者を含む児童計27人の個人情報が入ったUSBメモリー1本を紛失したと発表した。現時点で情報の流出は確認されていないという。
市教委によると、特別支援学級に通う児童の氏名や年齢、必要な支援内容、保護者の電話番号などがUSBに保存されていた。
6日午前11時ごろ、同学級を担任する教諭が、職員室内の保管用の共用ロッカーを空け、紛失に気付いたという。教職員への聞き取りや校内の捜索を行ったものの、発見には至っていない。同校は22日、当該児童らの家庭を訪問し謝罪した。
市教委の佐藤元彦教育次長は「個人情報取り扱いの重要性を認識し直し、再発防止に努める」とした。今後、共用ロッカーからUSBを持ち出す際は、他の教員の立ち会いを徹底するなどの対策を講じるという。