大学から金銭をだまし取ったとして懲戒解雇の元教授 無効を求め大学を提訴 近大医学部「経費不正請求」疑惑
ABCニュース 2021/4/22(木) 13:11配信
不正に経費をだまし取ったとして近畿大学を解雇された元教授が、懲戒解雇の無効を求めて訴えを起こしたことがわかりました。
60代の元医学部教授は、医療器具を購入したように装って、偽造の領収書を近畿大学に提出し、1780万円あまりの経費をだまし取ったとして3月、大学を懲戒解雇されました。
その後の4月16日に、元教授が大阪地裁に懲戒解雇の無効を求め、訴えを起こしたことがわかりました。
元教授は当初から不正を否定し、元教授の弁護士は取材に「大学がどのような証拠で不正を認めたのかわからない」として、解雇は不当だと主張していました。
大学は「訴状が届いていないのでコメントは控えます」としています。