「解雇された教師の特別採用疑惑」を受けているソウル市教育監を捜査=韓国ソウル警察庁

「解雇された教師の特別採用疑惑」を受けているソウル市教育監を捜査=韓国ソウル警察庁
WoW!Korea 2021/4/26(月) 19:14配信

ソウル市教育監のチョ・ヒヨン氏が自身の選挙運動を手伝った解雇された教師5人を恩返しを目的とする人事で特別採用した疑惑について、警察が捜査に乗り出した。

警察は5人の解雇された教師を不法採用した疑いで告発されたチョ・ヒヨン教育監についての事件をソウル警察庁の反腐敗・公共犯罪捜査隊に26日割り当てた。

監査院はチョ・ヒヨン教育監が2018年に教師5人を特定して特別採用を行うように関連部署に指示したと判断し、警察に告発した。

監査院が23日に公開した監査結果によると、5人のうち1人は同年6月に教育監選挙に予備候補として出馬したが、チョ・ヒヨン教育監への一本化に合意し、選挙運動を手伝った人物であることが分かった。残りの教師4人は当時法外組合だった全教組所属の教師であることが伝えられた。

チョ・ヒヨン教育監はその特別採用について、ソウル教育庁の副教育監や局長などが反対したにもかかわらず、独断的に強行した疑惑も提起された。

チョ・ヒヨン教育監はこの日、自身のSNSに「当時の特別採用は教育界における過去史の清算・和合のための努力のうちの一つだった」とし「彼らに特別採用の受験機会を提供することが時代精神に合っていた」と反論した。

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