秦荘中柔道部死亡事故 遺族、民事訴訟の意向 滋賀
産経新聞 2010年10月23日(土)7時56分配信
愛荘町立秦荘中学校で昨年7月、柔道部顧問の男性講師に投げられた1年生の男子部員=当時(12)=が死亡した事故で、遺族は22日、記者会見を開き、町や学校が事故の責任と、事故以前に講師が部員に暴行していたことを認めない場合、民事訴訟を起こす意向を明らかにした。
遺族は事故後、「講師が部員に暴行していた」と主張。しかし、町が事故原因の調査を依頼した第三者委員会が「日常的・継続的」な体罰の存在を否定。遺族は来週中に再度、町や学校側の責任と暴行を認めるよう求めるが、対応に変化がなければ、提訴するとした。