【独自】大阪府、生徒のセクハラ被害をアンケート調査 長期間欠席で「妊娠したと思った」など79件の訴え
関西テレビ 2021/5/13(木) 12:24配信
教師によるわいせつ行為やセクハラについて、大阪府が初めて生徒のアンケート調査を行ったところ、セクハラ被害の訴えが79件あったことが分かりました。
大阪府は昨年度から府立学校の生徒、約12万人と教員を対象に、わいせつやセクハラの被害を直接、教育委員会に郵送するアンケート調査を始めました。
関西テレビが情報公開請求を行ったところ、このアンケートでセクハラ被害を訴える回答が79件寄せられていたことが分かりました。
長期間欠席していた生徒に対して教員が「妊娠したと思ったわ」と発言したケースや、「教員が生徒を車で送迎したり頭をなでたりしていた」という目撃情報などがあったということです。
教育委員会によると、匿名で事実が確認できなかったものが多いことなどから、アンケートで新たにセクハラ行為と認定されたのは8件で、学校に必要な対応を指示したということです。