熊本市立中学校いじめ訴訟 元男子生徒が熊本市と和解へ
RKK熊本放送 2021/5/18(火) 12:01配信
7年前、いじめを苦に自殺を図った当時中学3年生の男子生徒が、熊本市を訴えていた裁判で、生徒側が和解する意向を示しました。
この裁判は、2012年に熊本市立の中学校に入学した男子生徒が、3年間にわたって同級生たちからいじめを受け、自殺を図ったにもかかわらず、教員たちが適切な対応を取らなかったとして、熊本市に対し慰謝料500万円を求めていたものです。
代理人によりますと生徒側は「損害の評価に不満があるものの、熊本市側の謝罪内容が評価できる」として和解する意向を示したということです。
熊本市は議会承認が必要なため正式な和解については、今年7月中旬になるとしています。