万引の中学校教諭に停職6カ月 岡山県教委が処分、教諭は依願退職
山陽新聞デジタル 2021/5/21(金) 18:54配信
岡山県教委は21日、スーパーで万引をしたとして、倉敷市立中の男性教諭(23)を停職6カ月の懲戒処分とした。教諭は同日付で依願退職した。
県教委によると、元教諭は3月25日、同市内のスーパーで、菓子やアイスなど14点(2千円相当)を手提げバッグに入れ、支払いをしないまま店外に出たとされる。店員が声を掛けて発覚。水島署に窃盗容疑で書類送検され、起訴猶予処分になったという。
元教諭は昨年4月採用で社会科などを担当。この日は勤務日だったが、体調不良で休暇を取っていた。県教委の聞き取りに事実を認め「お金を払わなくて済むと思ってしまった」と話している。
大重義法教職員課長は「不祥事防止の取り組みを進めている最中であり、県民に申し訳ない。再発防止を徹底したい」としている。