“覚醒剤使用“で起訴 講師を懲戒免職
RKB毎日放送 2022/1/15(土) 0:29配信
福岡市教育委員会は、覚醒剤を使用したとして逮捕・起訴された博多工業高校の講師の男について、14日付けで懲戒免職処分としました。
懲戒免職となったのは、福岡市立博多工業高校に勤める国語科の臨時講師・諸岡凌被告です。
諸岡被告は去年11月、SNSで知り合った男から入手した覚醒剤を自宅マンションで使用したとして先月、逮捕・起訴されました。
福岡市教育委員会によりますと、諸岡被告は、「自分に自信がなく、生きづらさを感じていた」と話していて、去年7月以降、覚醒剤を3回使用して自殺しようとしていたということです。
福岡市教育委員会は、監督が不十分だったとして校長に厳重注意の措置を行い、「再発防止に努める」としています。
覚醒剤を使用した疑いで、福岡市立高校の臨時講師の男が逮捕されました。
男は容疑を認めています。
福岡市立高校の臨時講師、諸岡凌容疑者(29)は11月上旬、福岡市内で覚醒剤を摂取した覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。
警察によりますと、諸岡容疑者は11月10日、「知人からもらった薬を飲んで気分が悪くなった」として病院に救急搬送され、不審に思った病院が警察に通報したことで発覚しました。
調べに対し諸岡容疑者は「3年前から摂取を始め、今年の夏以降、SNSで知り合った男から3回ほど購入した」と供述し、容疑を認めています。
逮捕を受け、福岡市の星子教育長は「断じて許されるものではなく痛恨の極み。厳正に対処する」とコメントしています。