盗撮教諭を懲戒免職、マッチングアプリ勧誘の主事は停職 京都府教委「許せない行為」
京都新聞 2022/2/7(月) 20:01配信
京都府教育委員会は7日、女子生徒を盗撮したとして府立高の男性教諭(30)を懲戒免職にし、マッチングアプリで違法勧誘したとして府教委ICT教育推進課の男性主事(26)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。
男性教諭は、昨年6〜11月に計4回、勤務する高校の女子更衣室にスマートフォンを隠し、女子生徒の着替え中の動画を盗撮したなどとして今年1月に滋賀県警に京都府迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕された。教諭は「ストレスがたまりやった」などと話したという。
男性主事は、マッチングアプリで知り合った女性をネットワークビジネスの会員に違法勧誘したとして、昨年11月に府警に特定商取引法違反(連鎖販売取引の禁止行為)の疑いで逮捕され、京都簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。
府教委は「教育に携わる公務員として絶対に許せない行為で、深くおわびする」としている。
勤務先の高校の更衣室で女子生徒を盗撮したとして、京都府立高校の教師の男が滋賀県警に逮捕されました。
京都府迷惑行為等防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、京都府立高校の教師・川辺恭平容疑者(30)です。
川辺容疑者は、去年6月から11月ころまでの間、4回にわたり、勤務先の高校の女子更衣室に動画を撮影する機器を設置し、女子生徒が着替える様子を盗撮した疑いがもたれています。
警察が児童ポルノの販売に絡む事件を捜査する中で、購入客として川辺容疑者が浮上。
川辺容疑者のスマートフォンの中から、児童ポルノなどの動画が約5000本見つかり、その中に、今回の逮捕容疑となった更衣室で盗撮したとみられる動画があったということです。
川辺容疑者は、容疑を認めているということです。
日本アムウェイ(東京)に入会させる目的を告げずに、マッチングアプリで知り合った女性(23)をエステに連れ出し、入会を勧誘したとして、京都府警は11日、特定商取引法違反の疑いで、京都府教育庁の主事、森口卓也(26)=京都市中京区=と自称自営業の岡田真理(38)=同市山科区=の両容疑者を逮捕した。2人は「勧誘することは事前に伝えていた」などと容疑を否認している。
逮捕容疑は共謀して3月27日、マッチングアプリで知り合った京都市の女性に対し、アムウェイ入会への勧誘であることを隠して誘い出し、「この化粧水がおすすめ。会員になったら安く買える」などと入会を勧誘したとしている。
府警によると、女性はその場で入会し、化粧水の購入を契約したが、翌日に府警に相談した。
府警は森口容疑者がほかにもマッチングアプリで知り合った女性20人以上を勧誘したとみて調べている。
府教育庁は「容疑が事実であるならば、公務員としてはあってはならない行為。事実を確認の上、厳正に対処する」とのコメントを発表した。