東北大院で論文不正 准教授が改ざん・データ盗用

東北大院で論文不正 准教授が改ざん・データ盗用
河北新報 2022/2/5(土) 11:03配信

 東北大が大学院農学研究科の准教授の論文2本に改ざんや盗用があると認定したことが4日、分かった。同大は准教授に論文を撤回するよう勧告した。

 同大によると、准教授が責任著者の論文2本について(1)数値を入れ替えたと判断せざるを得ない図表がある(2)実際には複数の実験を一つの実験と見せかけている−などを確認。改ざんがあったと判断した。

 また、大半の動物実験と分析結果を出した学生の事前了解を得ずにデータを使用しており、盗用に当たると結論付けた。

 2020年4月に農学研究科長から研究担当の理事・副学長に准教授の不正に関する相談があり、同大が調査していた。

 同大は「このような事態が生じたことを重く受け止め、研究活動に関する倫理の徹底を図り再発防止に取り組む」とのコメントを出した。

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