雪崩で女子大生死亡、スキー引率者に有罪判決

雪崩で女子大生死亡、スキー引率者に有罪判決
読売新聞 2012年11月2日(金)20時39分配信

 長野県小谷(おたり)村の栂池(つがいけ)高原スキー場で2008年、愛知大学の女子学生2人がスキー実習中に雪崩に巻き込まれて死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた当時の同大非常勤講師で、学生を引率した沢田和明被告(65)(大津市)の判決が2日、長野地裁松本支部であった。

 二宮信吾裁判官は「被告の指導歴から雪崩の発生は十分に予測できた」として禁錮3年、執行猶予4年(求刑・禁錮3年)を言い渡した。

 二宮裁判官は「学生の不安の声を制して閉鎖コースに進入し、2人が死亡した結果は重大」と非難した一方、1人の遺族と愛知大の示談が成立し、被告が事故を悔いていることなども考慮して執行猶予を付けた。

 判決によると、沢田被告は08年2月3日、引率した学生7人に立ち入り禁止コースに入るよう指示し、雪崩に巻き込まれた愛知大2年大木亜紀さん(当時20歳)と大竹麻友さん(同)を翌4日に死亡させた。

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