内申書ミスで生徒2人不合格 大阪府の公立高入試 追加合格へ

内申書ミスで生徒2人不合格 大阪府の公立高入試 追加合格へ
毎日新聞 2022/4/22(金) 5:00配信

 3月にあった大阪府の公立高校一般選抜入試で、堺市立の中学校が調査書(内申書)の記載を誤り、本来は合格だったはずの生徒2人が不合格になった。府教委は不合格になった生徒を追加合格とし、希望すれば入学を認める。

 市教委などへの取材で判明した。関係者によると、生徒1人が4月、成績の開示を請求したところ、受験先の高校へ提出された調査書の内容にミスがあることが明らかになった。改めて合否判定をした結果、2人が調査書の記載誤りの影響で不合格になっていたことが分かったという。

 ミスの判明を受け、市教委が全市立中を調査し、他に73人分の調査書に不備が見つかった。合否に影響がある人はいなかった。担当者は「生徒にはご迷惑をおかけした。再発防止を徹底したい」と話している。

 大阪府の公立高校一般選抜入試では、調査書に記された中学3年間の内申点(450点満点)と入試当日の学力検査(450点満点)に、高校ごとに異なる倍率をかけて総合点を算出。合格者のほとんどは総合点の順位で決まる。

 調査書の記載ミスは、これまでも各地で起きている。2018年には大阪府茨木市立の中学校で生徒132人分のミスが分かり、合格とすべき生徒4人が不合格となった。13年には千葉県我孫子市立の中学校で生徒100人分以上のミスが判明している。【隈元悠太】

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