生徒に三角コーン投げる、練習試合中に尻を蹴る…高校教諭2人を文書訓告
読売新聞オンライン 2022/4/27(水) 12:36配信
石川県教育委員会が、体罰を行った県立高校教諭2人を文書訓告としたことが26日、県教委への取材で分かった。いずれも3月16日付。
県教委によると、一人は2021年11月、授業中に高校1年の男子生徒の態度や発言に腹を立てて三角コーンを投げつけた。同年12月には、顧問を務める部活動の練習試合で、生徒の尻を蹴った。
もう一人は同年11月、校内で高校1年の男子生徒を注意する際に胸ぐらをつかんだほか、同年度、顧問を務める部活動で、複数の生徒の頭をたたいたり、不適切な発言をしたりした。
県教委によると、21年度の高校での体罰は2件あり、被害生徒は計10人いた。
県教委教職員課の岡橋勇侍課長は「体罰はあってはならない。引き続き再発防止に努める」と話した。