【長崎】県立大学合否判定ミスで副学長ら処分

【長崎】県立大学合否判定ミスで副学長ら処分
長崎文化放送 2022/5/27(金) 21:14配信

長崎県立大学は2月に実施した一般入試前期日程の合否判定でミスがあり15人を追加合格とした問題で副学長ら2人の処分を発表しました。

27日付で訓告の懲戒処分を受けたのは入試担当の40代の副学長と入試担当課を監督する60代の学生支援部長です。規定で処分の対象とならない学長と事務局長も管理監督責任を取り70代の学長が給与の1割を3カ月間、60代の事務局長が給与の1割を1カ月間自主的に返納します。合否判定ミスは2月25日に実施した地域創造学部の公共政策学科と実践経済学科の一般入試前期日程英語の試験で起きました。配点が300点満点だったにも関わらず、担当者が200点満点で採点した得点を1.5倍の300点満点に換算しておらず、15人を追加合格としました。大学はこの15人に1人20万円の慰謝料や交通費などの追加経費を支払いました。今後は「情報の共有を徹底し、業務マニュアルを再整備するなど再発防止を図りたい」としています。

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