中学生が理科実験中に指切断 福山市教委、450万円賠償へ
中国新聞デジタル 2022/5/26(木) 15:24配信
広島県福山市神辺町の神辺中で2018年、理科の実験中に男子生徒が指を切断する事故があったことが26日、分かった。市教委は学校側の安全への配慮が不十分だったとして、元生徒に約450万円の損害賠償を支払う方針を決めた。
事故は18年9月に起きた。男性教諭が「慣性の法則」を学ぶ授業の実験として、元生徒に廊下で別の生徒が乗った台車を押すよう指示。別の生徒が台車上でバランスを崩して台車が倒れ、元生徒が持ち手と床の間に指を挟んだ。左手の指1本の先を切断をするけがになり入院。その後、約5カ月通院した。他の生徒にけがはなかった。