県庁前路上で妻を刺殺 元准教授に懲役10年求刑

県庁前路上で妻を刺殺 元准教授に懲役10年求刑
テレ玉 2022/5/30(月) 19:05配信

 おととし3月県庁前の路上で、当時53歳の妻を包丁で刺して殺害したとして、殺人などの罪に問われた元文教大学准教授の男に対する論告求刑公判がさいたま地裁で開かれ、検察側は懲役10年を求刑しました。

 起訴状などによりますと、元文教大学准教授の浅野正被告53歳はおととし3月、さいたま市浦和区の県庁前の路上で、さいたま少年鑑別所の職員だった妻の法代さん(当時53歳)の胸などを包丁で数回突き刺し、失血死させたとしています。

 浅野被告は大学で犯罪被害者支援に関する授業を受け持っていましたが、事件後に懲戒解雇されています。

 30日の公判で検察側は、凶器を準備し被害者の行動を予測して待ち伏せするなど「論理的な犯行」と指摘する一方で、心神耗弱状態だったとして、懲役10年が相当としました。

 一方、弁護側は「妻らに殺されるという強い妄想に支配され、行動を正常にコントロールできなかった」と述べ、心神喪失状態だったとして、無罪を主張しました。判決公判は6月22日に開かれます。

 16日午後6時ごろ、さいたま市浦和区高砂3丁目の埼玉県庁前路上で、さいたま少年鑑別所の職員浅野法代さん(53)が刃物で刺され、病院に運ばれたが死亡した。県警は殺人未遂の疑いで、現場にいた文教大人間科学部臨床心理学科の准教授で、法代さんの夫とみられる浅野正容疑者(51)を現行犯逮捕。容疑を殺人に切り替えて経緯を調べている。
 捜査関係者によると、正容疑者は文教大キャンパスのある同県越谷市に住み、法代さんとは別居中だったと家族が説明している。大学のホームページによると、犯罪心理学などが専門で、犯罪被害者を支援する活動にも取り組んでいた。

シェアする

フォローする