尾道市立学校の会計担当者が140万円着服 校長が刑事告訴、免職に
テレビ新広島 2022/7/28(木) 19:14配信
尾道市の市立学校に勤務していた元会計担当者が保護者から集めたお金およそ140万円を着服していた疑いで警察が捜査していることが分かりました。
尾道市の調査によりますと市立学校に勤務していた非常勤の元会計担当者が去年5月から今年2月までの間、ドリルやワークブックの購入のため保護者から集めたおよそ140万円を銀行の口座から引き出し着服していたということです。
今年4月、学校に納品した業者から「去年分が支払われていない」と学校に連絡があり、着服の事実が発覚しました。
元会計担当者は市の聞き取りに対し、「生活費に使った、いつかばれると思っていた本当に申し訳ない」などとと話していて市におよそ12万円を返済し残る金額についても弁済の意思を示しているということです。
尾道市は行為が悪質と判断し学校の校長が今月15日、業務上横領の疑いで尾道警察署に刑事告訴したということです。元会計担当者は同じ日に免職となっています。
尾道市は警察の捜査中を理由に元会計担当者の性別や年齢、勤務していた学校を公表していません。
警察は元会計担当者から任意で話を聞くなどして捜査しています。