「ちゃんとしてほしい思いが強くて」体罰や暴言 横浜の中学校教諭を戒告処分
カナロコ by 神奈川新聞 2022/7/29(金) 22:41配信
横浜市教育委員会は29日、生徒に体罰を行ったなどとして、同市立南希望が丘中学校(同市旭区)の男性教諭(42)を戒告の懲戒処分にした。
市教委によると、教諭は2021年7〜8月にかけて、顧問を務めていたサッカー部の活動中、部員にサッカーボールを蹴り当てたほか、ウオータージャグの水を複数の部員に向けてかけるなどの体罰をした。
また同年10月から22年2月にかけても、体育の指導中にけがをした部員に対し「注意したのに聞いていないのが悪い」と発言したり、部活中に複数の部員に「ばか」と暴言を吐いたりするなど、不適切な発言を繰り返した。
22年2月に保護者が学校に相談し、発覚。3月上旬に顧問から外したという。教諭は市教委の調べに対し「ちゃんとしてほしいという思いが強くてやってしまった」などと話している。