空手部員に傷害疑い、当時の顧問教諭が不起訴 適応障害発症の元生徒が告訴

空手部員に傷害疑い、当時の顧問教諭が不起訴 適応障害発症の元生徒が告訴
京都新聞 2022/8/29(月) 17:54配信

 京都地検は29日、京都市内の私立高の空手部で男子生徒に暴行したとして、傷害の疑いで書類送検された当時の顧問の男性教諭を、不起訴処分(嫌疑不十分)にした。

 男性教諭は昨年10月30日、同高空手部の練習場で、当時部員だった元男子生徒(18)の胸ぐらをつかんで引き寄せ、両手で肩や頰をたたき、精神的圧力により適応障害を発症させたとして、同年12月に元男子生徒に告訴され、今年4月に中京署に書類送検されていた。

 京都市内の私立高の空手部で男子生徒が顧問の男性教諭から暴行を受けたとして京都府警中京署に告訴していた問題で、同署は27日までに、当時の顧問だった男性教諭を傷害容疑で書類送検した。26日付。
 書類送検容疑は昨年10月30日、同高空手部の練習場で、当時部員だった元男子生徒(18)の胸ぐらをつかんで引き寄せ、両手で肩や頰をたたき、精神的圧力により適応障害を発症させた疑い。
 元男子生徒は昨年12月に同署に告訴状を提出、受理されていた。

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