姫路女学院高ソフトボール部体罰 顧問の男性教諭、ほかにも複数の暴行や暴言か 理事長が謝罪
神戸新聞NEXT 2022/10/3(月) 19:56配信
兵庫県姫路市豊沢町の姫路女学院高校で、ソフトボール部顧問の男性教諭(41)が部員で1年生の女子生徒(16)をたたき全治1カ月のけがを負わせた問題で、同校は3日会見を開き、この教諭による体罰とみられる複数の行為が別の保護者から報告されていることを明らかにした。
会見には同校を運営する「摺河学園」の摺河祐彦理事長ら幹部3人が出席。冒頭、摺河理事長は「被害に遭った生徒や両親はもちろん、それ以外の生徒にも心から申し訳なく思っている」と陳謝した。教諭については「自分に厳しく、生徒にも厳しく当たる傾向があった」と説明した。
同校は1日、女子生徒への暴行・暴言についてソフトボール部の保護者説明会を開催。約20人が出席し、複数の保護者から、教諭が日常的に部員の頭や肩をたたいていたと指摘があったという。関係者によると、対外試合で会った他校の教員らに対し「こいつらクズなんです」と部員たちをおとしめる発言もあった。
教諭はこうした行為について学校側の調査に「じゃれ合いと思っていた」と説明しているという。同校は今後、体罰に当たるかどうか判断する。
同校などによると、教諭は9月24日朝、ユニホームを忘れてきた女子生徒の顔をたたき、「お前なんかいらん」などと暴言を浴びせた。生徒はたたかれた衝撃で顎が外れたまま5時間以上、教諭のそばに立っていたという。翌日も尻を蹴られるなどし、精神的ショックが大きく登校できていない。生徒側は3日、兵庫県警に被害届を提出した。教諭は現在、自宅謹慎中という。
同校によると、学期ごとに実施するいじめや体罰に関するアンケートでは、この教諭による体罰などは把握できていなかった。(森下陽介、井上 駿)