学生に口止めも コロナ禍で禁止の課外活動を顧問が推奨
ATV青森テレビ 2022/10/7(金) 19:59配信
国立大学法人弘前大学は、コロナ禍で禁止されていた課外活動を学生に推奨した上、大学への虚偽報告や学生に口止めのような発言をしていたとして、40代男性教員を停職9か月の懲戒処分としました。
大学によりますと、この職員は2021年春、コロナ禍で大学が許可していなかったにも関わらず、自身が顧問を務めていた課外活動団体の活動を学生に推奨するような発言をしていたため、大学が説明を求めたところ、2回にわたって虚偽の顛末書を提出したということです。さらに顛末書を作成する過程で団体に所属する学生に対して脅しや口止めのような発言をして精神的苦痛を負わせたとしています。このため大学は10月5日付けでこの職員を停職9か月の懲戒処分としました。弘前大学の福田眞作学長は「再発防止に取り組み信頼の回復に努める」とコメントしています。