元教頭「理事長批判で報復、認められない」 平安女学院中・高のパワハラ訴訟で意見陳述
京都新聞 2023/3/16(木) 17:48配信
学校法人平安女学院(京都市上京区)の山岡景一郎理事長(92)を批判した報復でパワハラを受けたとして、平安女学院中・高の教員らが法人と理事長に対し管理職解任の取り消しと計400万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が16日、京都地裁(池田知子裁判長)であった。理事長側は請求棄却を求めた。
原告は元副校長や元教頭らいずれも同中・高の現役教員4人。
訴状によると、2021年3月、理事長は卒業式の式辞で「世の中にはどうしてもいてほしい人、いたら害になる人がいる」などと発言。差別的で不適切だとして教員らが説明を求めたところ、理事長は批判的な副校長や教頭を解任し、原告4人の昇給査定を最低評価とした、などと主張している。
原告の元教頭の女性(50)は法廷で「理事長の意に反しただけで報復的措置を受けることは認められない。生徒が安心して過ごせる学校を守りたい」と意見陳述した。